走行性能

01

プラットフォーム

TNGA*1プラットフォーム/高剛性ボディ

大空間デザインと快適な走りを支えるボディ。

TNGAの新プラットフォームをアルファードに最適化。ロッカーストレート構造に床下Vブレースを追加したほか、ボディ骨格に2種類の構造用接着剤を最適塗布することでボディの変形を効率よく抑制し、優れた操縦安定性と不快なシート振動の低減を実現しています。

サスペンション*2

しなやかに振動を吸収。

フロントにはTNGA用のマクファーソンストラット式、リヤにはダブルウィッシュボーン式を採用。ミニバン特有の不快な振動の低減と走行時のフラット感を高次元で両立させ、高級セダンレベルの快適な乗り心地を実現しています。また、レスポンスの良い初期操舵応答性や、ロール感を抑えたスムーズで安定感のあるコーナリング挙動を実現。高速道路での安心感ある直進安定性も確保しています。

02

パワーユニット

2.5Lハイブリッドシステム*3

優れた動力性能と低燃費を両立。

高い熱効率・高出力を両立した「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を搭載したハイブリッドシステムを新採用。エンジンによる高いレスポンス、電池性能を向上した駆動用電池、駆動力特性を見直したハイブリッドシステム制御を上手く使うことで、気持ちの良い走りと低燃費を高次元で実現しています。

2.5L A25A-FXSエンジン

低燃費、高出力、高レスポンスを追求。

高圧縮比・ロングストローク化に加え、吸気バルブの開閉タイミングを最適制御する「VVT-iE」*4や、筒内直噴と吸気ポート噴射の2つのインジェクターを持ち、高い燃焼効率を可能にする「D-4S」*5を採用。また、電動ウォーターポンプを備えた可変冷却システムや、低フリクションオイルなどにより、燃費性能も高めています。

2.5L 2AR-FEエンジン

パワーと燃費性能を両立。

力強く伸びやかな発進・加速と優れた燃費性能を両立。また、2WD車は75Lの燃料タンクを採用し、長距離ドライブが楽しめる航続可能距離を確保しています。

エレクトロシフトマチック*6*7

ドライバーの思い通りの走りを。

シフトの切替を電動で行うエレクトロシフトマチックを採用。軽い力でシフトチェンジ操作が可能です。さらに、ステアリングにはパドルシフトも設定しています。

E-Four(電気式4WDシステム)*8

緻密さと力強さを兼ね備えたE-Four。

路面状況を検知し、前後輪トルク配分を緻密に制御することで、滑りやすい路面での安心感に加えドライ路面での力強い発進や旋回時のライントレース性を向上させています。

■発進時〈4WD〉
後輪へトルクを配分して、通常の道では発進性をアシスト。滑りやすい道ではタイヤのスリップ量や坂道に応じて最適なトルクを配分し、安定した発進をサポート。
■定常走行〈2WD〉
定常走行時は、賢く制御して2WDに切り替え。燃費にも貢献。
■雪路など走行時〈2WD→4WD〉
スリップを検知すると、スムーズに4WDへ切り替え。
■コーナリング時〈4WD〉
ステアリング舵角入力により4WDに切り替えることで優れたライントレース性を実現。

ダイナミックトルクコントロール4WD*9

きめ細かなトルク制御で操縦安定性と低燃費に貢献。

前輪駆動状態と4輪駆動状態を自動的に電子制御します。通常の走行時には前輪駆動状態で燃費効率の良い走りを実現。発進・加速時や滑りやすい路面での走行時には、車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分します。旋回時には、ステアリング操舵量からドライバーが思い描くターゲットラインを算出し、車両挙動に応じてきめ細かく後輪にトルクを配分。これらの制御により雪路だけでなくドライ路面での安定した走行を実現しています。
また走行中における4WD作動状態の変化は、ディスプレイオーディオで確認できます。

03

走りの快適性

低反発フォームパッド*6*10

包み込まれる触感のあるセカンドシート。

肌に伝わる振動の低減と包み込まれる触感を実現するために、シートバックとアームレストに低反発フォームパッドを採用。また、シートクッションには座圧分散性が高いウレタンを採用することで、腰の安定感を高めて身体を揺れにくくし、長時間でも疲れにくい座り心地を実現しています。

防振ゴムブッシュトヨタ初*11

セカンドシートの振動をしっかり遮断。

クッションフレームの取付部にゴム製のブッシュを配置した防振構造を採用。シートバック共振周波数をサスペンションやボディ骨格の共振周波帯から離すことで、振動レベルを低減しています。

静粛性

心地よい静けさを追求。

めざしたのは、大空間のゆとりとともに快適にくつろげる「心地よい静けさ」。そのために、心地よいと感じる静けさとは何か、周波数ごとの音圧レベルに落とし込んで定義しながら、低周波域のロードノイズと高周波域の風切音の低減に取り組みました。「音を入れない」「音を遮る」「音を吸音する」の3つのステップで実施することで、音色バランスの取れた静かさを実現しています。

周波数感応型ショックアブソーバー*10

しっかり感としなやかさを両立。

路面からの振動に応じて減衰力を機械的に可変させることで、しっかり感のある操縦安定性と、振動を吸収するしなやかな乗り心地を高次元で両立します。

ばね上制振制御*12

車体の縦揺れを抑制したフラットな乗り心地。

路面の凹凸に応じて、モーターのトルクをリアルタイムに制御。車体の上下の縦揺れを抑制する効果を最大限にまで高め、サスペンションでは難しい、ばね上の初期の動き出しを止め、フラット感のさらなる向上に貢献しています。

2.5L ENGINE A25A-FXS×TOYOTA HYBRID SYSTEM Ⅱ

システム最高出力*1
184kW(250PS)

■燃料消費率(国土交通省審査値)

<Executive Lounge・2WD>
WLTCモード:17.5km/L
市街地モード:15.3km/L
郊外モード:19.0km/L
高速道路モード:17.6km/L

<Executive Lounge・E-Four>
WLTCモード:16.5km/L
市街地モード:14.2km/L
郊外モード:17.8km/L
高速道路モード:16.9km/L

<Z・2WD>
WLTCモード:17.7km/L*2
市街地モード:15.6km/L*2
郊外モード:19.3km/L*2
高速道路モード:17.8km/L*2

<Z・E-Four>
WLTCモード:16.7km/L*3
市街地モード:14.4km/L*3
郊外モード:18.1km/L*3
高速道路モード:17.0km/L*3

2.5L ENGINE 2AR-FE

燃料消費率(国土交通省審査値)

<Z・2WD>
WLTCモード:10.6km/L*1
市街地モード:7.2km/L*1
郊外モード:11.3km/L*1
高速道路モード:12.6km/L*1

<Z・4WD>
WLTCモード:10.3km/L*2
市街地モード:7.1km/L*2
郊外モード:11.0km/L*2
高速道路モード:12.2km/L*2